彩のイメージ
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ヒロくんと日本刀
ある朝 起きたら
枕もとに 日本刀が置かれていた
なにこれ
とりあえず 手にとる
とりあえず 抜く
とりあえず 振り回してみる
えいやー

てゆーか なにこれ
どーしたらいいの

使い道がわからないので
キッチンからすごい離れて
食パンとか切ってみた
使いにくいよ!
洗いにくいよ!

テーブルの上に置いてみた
コーヒーを飲みながら
じーっと鑑賞してみたけど
なにこれ 邪魔じゃね?
テレビの上に置いてみた
テレビ見てる時にチラチラ視界に入るね 邪魔だわ

もう ベランダに出しておこう


数日後
あ そういえば刀あったなー
と 急に思い出した
人を 切ってみよう
殺人だー

まずはお隣さん
ピンポーン すいませーん
あ こんにちわー
すかさず抜いて 右の脇から切り上げる
どばー と血と臓物がこぼれ出る
なかなか うまい具合に切れたんじゃないか?

次はお向かいさん
ピンポーン すいませーん
あらー ヒロくんどうしたん?今日休み?
ヌラリと血まみれの刀を見せるやいなや
首元に水平に切りつける
がっ と声を出したか
ぐらりと傾く首を支えようとしている
なかなか これもうまい具合に

なるほど 人の多いところに行こう
もう これ以外 使い道ねーわ

いつも野菜を買うスーパーには人がいっぱいいた
あ タイムサービスだ!今日はレタスが安かったー!
うわー と刀を振り上げながら レタスに向かう
俺を見て みんながギャーッと叫ぶ
俺はそのままレタスを切りつける こんにゃろ!こんにゃろ!
すると 俺の後ろから やめたまえー!と声が聞こえた
誰だ!

私はレタスの妖精です
せっかく育った野菜を粗末にしてはいけません

そうでした こんなことをしてはいけないな
レタスのことを思うと 申し訳なくなった
すまない 君にはいろんな調理法があるのに

さあ 腹を切りなさい
レタスの妖精は両手を上げる

俺は 返り血でドロドロになった自分の体を見て
なんだこれは 服が汚れている!と思った

さあ 腹を切りなさい

俺は 刀を構えると
レタスの妖精を見据えた

あなたを切る

いいえ あなたに私は切れません

いいや 切る

切れません

とりゃー!


ある朝 起きたら
枕もとに ピストルが置かれていた
なにこれ

左手にピストル 右手に日本刀
食パンにレタスをはさんで サンドイッチにして食べるのだー
はっ!いけない!
両手にこんなものを持っていてはマヨネーズが持てないじゃないか!

もうベランダに出しておこう

俺はマヨネーズを持って スーパーへ出掛けた
よし 人がいっぱいいるな
あ タイムサービスだ!今日は砂糖が安かったー!
うわー とマヨネーズを振り上げながらレタスへ向かう
レタスにマヨネーズを ドバーッとかけた!
サンドイッチだー!

すると後ろの方から 声が聞こえた
やめたまえー!

誰だー!

私はレタスの妖精です
私はここの従業員です お会計してください

仕方ないが しまった 俺はサイフを置いてきた
しかも裸足じゃないか
それでは さようなら
サンドイッチは明日にしよう
今日はもう遅い すべてが遅い
日が暮れてしまっては 誰にも伝えることができない
だって みんな帰るもんなー 家に

俺も帰ろう 家に

家に

お隣さん お向かいさんが
おかえりなさい と手を振っている
やあ 先ほどは失礼しました
ただいま 戻りました
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